「クインク」(いちご4歳9ヶ月・みるく2歳9ヶ月)

いちごとみるくがウインクにこっている。
目をつぶっている絵などを見ると二人とも「あ!クインクしてる!」とうれしそうに笑う。
なぜか「ウインク」ではなく「クインク」と覚えている。
マウスのクリックと混同しているのだろうか。
何度訂正しても二人そろって「クインク」と言う。
いちごもみるくもウインクをしたいらしく練習しているのだがみるくは両目一緒につぶってしまう。
いちごはなぜか口をゆがめて片目をとじようとするがなかなかうまくいかない。
片目だけとじるというのはそんなに困難なことではないと思うのだが2歳児4歳児には難しいようだ。
たぶん練習しているうちにするっとできるようになるだろう。
何日くらいでできるようになるか楽しみだ。
朝食後、みるくが食器棚の前に立ってなにやらごそごそしている。
のぞいてみるとつまようじ入れを手に持ちそのうち1本を口にくわえてもごもごしている。
危ないからやめなさいと取り上げたら「歯ーっ!歯ーっ!」と自分の歯を指さして訴える。
みるくが指さすあたりを見てみると確かに歯と歯の間に食べ物のカスがつまっていた。
へー。つまようじの使い方なんて知ってるのね、とちょっとびっくり。
つまようじとハブラシを使ってつまっていたカスをとってあげたらすっきりしたらしくうれしそうに笑った。
お昼ご飯は何が食べたい?とみるくに聞くと案の定答えは「おすし!」
何が食べたいか聞かれた時のみるくの答えは2つしかない。
24時間365日いつ聞いても「おすし!」もしくは「お肉!」と答えるのだ。
みるくよ、なぜそんなにお寿司とお肉が好きなのだ。
そんなわけで牛乳買い出しのついでにお寿司を買って帰る。
みるくは自分でお寿司を選んだくせにいざ食べようとすると「あれ?サーモンは?」と不思議顔。
今日のお寿司にはサーモンもマグロも入っていなかったのだ。
自分で選んだくせに。
わからんやっちゃ。