紙芝居(いちご4歳7ヶ月・みるく2歳8ヶ月)

パパは夜明け前からお仕事ざんまい。
仕事にくわえて今夜の勉強会の準備もあるらしくいそがしそう。
せっかくの土曜日だというのにパパはお仕事、ママは体調不良。
いちごもみるくも外出できず不満そうだ。
午前中は二人のリクエストで粘土遊びをして過ごす。
午後、パパが出かける準備をしながら「ヤバイ!時間がない!」と言いつつトイレへ。
するといちごが「いちごも行く!」とパパのあとをついていく。
パパ:「え?いちごもトイレ?」
いちご:「んーん。『ヤバイ時間がない』ということはどこか行くんでしょ?いちごも行く!」
とても理論的ないちごのセリフにちょっとびっくり。
「〜ということは」なんて使えるのね。
勉強会へ出かけていくパパのあとを追いながら「いちごもいく!」「みるくもいく!」とくり返していた二人だがパパが玄関のドアを閉めて出ていくといちごはあきらめ、みるくは泣き出した。
「みるくもいくの〜」と号泣。
でもねー。行っても君たちにはおもしろくないのよ。3時間も座ってお話きけないでしょ?そうだ。おじぎ草さわって遊ぶ?
ベランダのおじぎ草をさわって遊ばせたらすぐに機嫌はなおった。よかったよかった。
機嫌がなおったところで図書館で借りてきた紙芝居をする。
絵本を読む時は二人とも私のひざに座りたがるので顔を見ることができない。
でも紙芝居だと向かい合って座るので子供達の表情がよく見えておもしろい。
今回借りてきた中でいちごが一番気に入ったのは「したきりすずめ」だった。
すずめのおやどを探しに行く道中なぜかうまのあらいじるとうしのあらいじるを7おけずつ飲まなければならない。
いちごはこの「がっぷがっぷ」と飲むところがおもしろいと言う。
うしあらいどんの顔は意地悪なかんじに描かれておりちょっとコワイのだが子供にはウケるようだ。
最後につづらからおばけが出てくる絵もグロテスクで怖いのだがいちごは「おばけ、こわいね」と言いつつも「おもしろい」と言う。
怖いもの見たさの一種だろうか。
少し怖い絵は子供の心をひきつけるようだ。
今回初めて紙芝居を借りたのだが二人ともかなり気に入ったようなのでこれからは絵本を借りる時に紙芝居も借りてくることにしよう。