しもばしら(いちご4歳2ヶ月・みるく2歳3ヶ月)

いちごとみるくが「しもばしら」という絵本にはまった。
主人公の男の子がいろいろな場所でいろいろな霜柱を発見しどうして霜柱ができるのかを考える。
絵本の最後には霜柱のつくりかたまで載っている。
当然いちごが「しもばしらつくりたい!」と言い出した。
まずはじいじといちごとみるくと3人で土を取りにお出かけ。
畑でとってきた土をざるでこす。
牛乳の空きパックに土を入れてぬるま湯を入れる。
たぷたぷになった土の上に乾いた土をのせ、冷えすぎないようにまわりを新聞紙で囲み冷凍庫へ。
しばらく待ってから冷凍庫をのぞくと少しだけ小さな小さな霜柱ができていた。
いちごもみるくも大喜び。
絵本のように立派な霜柱はできなかったがいろいろ条件を変えながら試行錯誤していくと上手にできるようになるらしい。
そうはいってもうちの冷凍庫は食材でいっぱいだから何度もつくるのは無理だろうなあ。
本物の霜柱を踏ませて「さっくさっく」の感触を味あわせてあげたいものだ。
午後、いちごがなにやら手紙を書いている。
パパ宛に書いたらしくパパのところへ持っていった。
見たとたんパパの笑い声。
そこには「ぱぱわ だいすきでした」と書いてあった。
なぜか過去形。
「『だいすきです』の方がいいなあ」とパパが言う。
そりゃそうだ。
でもいちごはせっかく書いたものを訂正するのがいやなようでその手紙はそのまま鞄の中に入れられたのであった。
夜、パパの弟夫婦が到着。
ありがたいことにいちごとみるくに絵本のプレゼントをいただいた。
いちごには「かるわざしとやまぶしといしゃ」、みるくには「はやい電車100点」、二人あてに「ファインディングニモ
なかなかつぼをこころえた選択である。
二人ともそれぞれの絵本を見ながら大喜び。
みるくはページをめくりながら「でんしゃ!でんしゃ!」と大はしゃぎ。
いちごは一通り絵本を読んでもらったあとで3冊を並べて本屋さんを開店。
「いらっしゃいませー。いらっしゃいませー。ご本屋さんですよー。いらっしゃいませー。」
電車の本を下さいというと「15銭です」と言う。なぜ単位が銭なのか。しぶい。
ファインディングニモを下さいというと「200円です」という返事。
ディズニーものは高いのね。よく分ってるなあ。