初めての着物(いちご4歳1ヶ月・みるく2歳1ヶ月)

今日の夕食は風来坊の手羽先。
久しぶりに食べる手羽先はやはりおいしい。
いちごとみるくには甘口手羽先。
二人とも「おいしいおいしい」と夢中で食べている。
いちごは一本ずつ時間をかけて丁寧に食べ、みるくはすごい勢いで次から次へと食べていく。
性格の違いゆえか性別の違いゆえかそれともその両方なのか。
食べるスピードがあきらかに違うのがおもしろい。
いちごにおかわりがいるかどうか聞いたところ「あと4本くださーい」と言う。
「だっていちごちゃんは4歳だからね」だそうだ。
みるくが間違えて大人用の辛口手羽先を食べてしまい「あー」と泣きながら舌を手でこすっていたのが笑えた。
「痛い痛い」と言いながら舌を手にこすりつけている。
2歳児にとっては「辛い」=「痛い」なのだ。なるほど。
夕食後、昔の私の着物をいちごに着せてみた。
きれいなオレンジ色の着物だ。
「似合う似合う」「かわいいかわいい」とほめるといちごもまんざらでもないようでにっこりと笑う。
大ママが丈を詰めてくれたが詰めても詰めてもまだ長い。
どうやらこの着物はもう少し大きくなってから着るもののようだ。
さらに昔の着物を発掘。
(こうしてあらためて見ると着物がたくさんあってびっくり)
私が生後一ヶ月の時と3歳の時のお宮参りで着た着物がでてきた。
おお、これだこれだ。
袖の長さは詰めなくてもぴったり。丈だけ詰めれば大丈夫。
いちごにどっちの着物が好きか聞くと「こっち」と短い方を選んだ。ちょうどよいではないか。
かぞえでいちごが5歳、みるくが3歳ということで明日七五三のお宮参りに行くとしよう。
本当は女の子が3歳の時と7歳の時、男の子が3歳の時と5歳の時のお祝いだがまあよいでしょう。
2年後に7歳5歳で再度お参りすることにしよう。
その時はいちごにもうひとつの方の着物を着せてあげられるからそれも楽しみだ。
いちごも着物が気に入ったらしく楽しそうだ。
バッグなどの小物が出てきたのもうれしかったようだ。
昔私が使っていたバッグからハンカチだの髪留めだのいろいろ出てきてひとつひとつ興味深そうに見ている。
全部いちごにあげるよ、と言ったら「いちごちゃんのお財布♪いちごちゃんのハンカチ♪」とうれしそうに持って歩く。
「早く寝て早く起きようね」となかなかいいことを言いながら布団の中にまで持って入りそのまま眠ってしまった。
明日が楽しみだね。