毛玉とお散歩(いちご3歳9か月・みるく1歳9か月)

午前中、みるくがぐずるのでとりあえず外に出かける。
彼は外に出ていればご機嫌なのだ。
お散歩コースはみるくが決める。
みるくが選んだのは公園へ行く道。
公園への道中、犬がいる家の前で立ちつくすみるく。
「わんわん!」と言ったままずーっと犬を見つめている。
その犬は夏毛に生えかわるところなのか病気なのか毛がたくさん抜けていた。
風にのってゴルフボールよりひとまわり大きいくらいのふわふわ毛玉が動き出した。
みるくは「う?」と言いながら毛玉について歩き出した。
風が絶え間なく吹いているので毛玉はどんどん動いていく。
みるくはおもしろそうに「あ!あ!」と言いながら毛玉と一緒に歩いていく。
時々小走りで毛玉を追い越してしまい見失って「う?」と首をかしげている。
「It's here」と教えてやるとまた毛玉を追って歩き出す。
すでに彼の頭の中に公園へ行くという考えはなく、毛玉のことだけでいっぱいである。
そのまましばらく毛玉と一緒にお散歩したがいきなり飽きたらしく毛玉から離れて花をつつきだした。
もう毛玉には見向きもしない。
子供は切り替えの早い生き物だ。
午後はいちごとハウジングセンターへ。
いちごは自転車に乗るとまずはハウジングセンターへ向かう。それから公園へ移動。
公園では小学生くらいの男の子が3人で遊んでいた。
いちごはお兄さん達のマネをしたいらしくウンテイにチャレンジ。
滑り台のところからウンテイに手をのばしてぶらさがる。
ウンテイの高さはいちごの身長の2倍以上ある。
そのあとどうするのかと見ていたら体をうしろにふってちゃんと自力で滑り台へ戻った。
なかなかやるものだ。
みるくはいちごにつられて滑り台にのぼるものの滑るのは怖いらしくそのまま後ろ向きに降りていく。
あとは鉄棒もどきでいちごが遊んでいるのをマネしてみるくも両ひじを使ってぶらさがったりしている。
年上の子のマネをしながら遊びの幅が増えていくのがよくわかる。
それにしても蚊が多い。虫除けスプレーも効果なし。なにか対策はないものだろうか。