ママ発熱(いちご3歳8か月・みるく1歳9か月)

朝起きたら体がだるくて思うように動かなかった。
なぜ?と思って試しに熱をはかってみたら39度近くあってびっくり。
はからなければよかった、と後悔。
知らなければ動けたのに熱があると知ってしまった途端、体のだるさが倍増。
ちょっと悩んだすえ、いちごの幼稚園もお休みさせて一日中家で寝ていることに決定。
子供たちには悪いけれど家の中で遊んでいておくれ。
頭がガンガンで食欲もないが、子供たちの食事はつくらねばならない。
でもつくる気力がなくてソファでぐったり。
牛乳が飲みたいというみるくに好きなだけ与えておいたら大量に吐いた。
ぎゃー。こうなってはぐったりもしていられない。
シャワーをあびさせて着替えさせて後始末。
おかげで(?)体が動くようになったので食事をつくる。
自分はともかく食べさせねば。あー。母業はつらい。
私が寝ている間二人は私の横で飛んだり跳ねたりしたり居間でなにやら遊んでいたり廊下を走り回ったり。
けんかして泣いたり泣かせたり、すぐに仲直りして一緒に笑ったり、楽しそうに過ごしている。
いちごが私のところへきて「ママ、お熱あるの?アンパンマンのぺったんする?」と言う。
言うが早いかキッチンへ走っていき、イスを使って冷蔵庫を開け、冷えピタを探し出して持ってきた。
すごい。(でも勝手に冷蔵庫を開けてはいけないのだ)
袋から取り出して額に貼ってくれる。
「大丈夫。すぐ良くなるからね。大丈夫大丈夫。」と励ましてくれる。ありがとう〜。
「トトロ持ってきてあげるね」と居間にトトロのぬいぐるみを取りに行き、枕もとに置いてくれる。
「一緒に寝ると元気になるからね」といろいろ気をつかってくれる。
みるくはといえば私の状態に気づくはずもなくうきゃうきゃ笑いながら私の上にふってくる。
髪の毛をひっぱられたり踏まれたり、頭突きをくらわされたり。
いちごの優しさにほろりとし、みるくのやんちゃぶりに泣きたくなった一日であった。