石投げ(いちご3歳3か月・みるく1歳3か月)

パパと一緒に大阪城公園へ遊びに行く。
雨がざーっと通ったあとなので地面がぬれている。
いちごは汚れないように気をつけて歩いているが、みるくはそんなことおかまいなしだ。
ひざをついてぺたんとすわったり、石を探して土をかきわけたりする。
みるくの着替えとタオルは常に車に積んでおかないといけないようだ。
地面に絵を描いて、部屋をつくって遊ぶ。
「ここがいちごの部屋、これがみるくの部屋、これがママとパパの部屋ね〜」と部屋をふやしていく。
ケンケンパのやり方も教えてみた。
いちごは片足飛びも上手にできるようになった。
いちごもみるくも石が好きで、自分が見つけた石を大事そうに持って歩く。
車までの帰り道、みるくが何を思ったのか自分の石を放り投げた。
落ちた石を自分で拾い上げ、また投げる。
どうやらこの遊びが気に入ったらしい。
みるくが投げた石は1mも飛ばないので、なかなか進まない。
いちごがこの遊びに参加したとたん、進むようになった。
いちごはちゃんと進行方向に向かって上手に投げることができるからだ。
落ちた石を目指して二人でうきゃうきゃ言いながら走っていく。
石にたどりつくのはいつもいちごの方が早いのだが、いちごはちゃんと順番を守ってみるくが石を拾うのを待っている。
「みるく、ここ、ここ。おいで、おいで。」とみるくを呼んでみるくが石を拾えるようにしてあげるのだ。
こういういちごのフェアなところは彼女の美徳のひとつであろう。
でも、みるくが順番を破ろうとすると「It's my turn!」と言いながらみるくを突き飛ばしてしまうところはまだまだである。
石蹴りならぬ石投げのおかげで二人ともよく歩いてくれた。
楽しい一日であった。