それぞれの遊び方(いちご3歳2か月・みるく1歳3か月)

いちごとみるくが並んで眠っている。
みるくはいちごに腕枕をしてもらって、抱きついて寝ている。
仲良く眠っている姿はかわいい。平和だ。
目を覚ました二人は朝食もそこそこに遊びだした。
みるくは家の中だけではエネルギーを発散しきれないらしく外に出たがる。
「お外行く?」と聞くと「そと」らしきことを言いながらうれしそうに足踏みをする。
こちらの言っていることはけっこう分かっているようだ。
言葉のマネをするのもだいぶ上手になってきている。きっとそのうち急にしゃべるようになるだろう。
いちごは小麦粉ねんどに夢中だ。
毎日ねんどで遊びたがる。
手でこねて形をつくっていくのが楽しくてしかたがないらしい。
そのわりには「おうちつくって!滑り台つくって!幼稚園つくって!」と人に頼みたがる。
こうやって人につくってもらう時期を経て、自分でつくっていくようになるのだろう。
絵も最初は「ネコさん描いて」などといつも私にリクエストして描かせていたが、最近は自分でどんどん描くようになってきた。
子どもの成長過程はおもしろい。
午後、外でボス(犬)と遊ぶ。
いちごはボスに追いかけられるのが楽しいらしく、逃げてはうきゃうきゃ笑っている。
みるくはボスをさわりたいらしく、近づいては背中をぺしぺしたたいてうひゃうひゃ笑っている。
ボスは子供にはどう対応していいのか分からないらしくちょっと困ったようにしている。
私が近づくと飛びついてくるが、いちごとみるくにはちょっと距離を置いている。
いちご・みるく・ボスそれぞれの反応が見ていておもしろい。
みるくがお昼寝から起きてきたら額に「にく」と書かれていた。
パパにミート(キン肉マンの弟)にされてしまったようだ。
見るたびに笑える。
そのままジャスコにお買い物に出かけたら、見知らぬ親子に「にくって書いてあるよ」と笑われた。確かに笑える。
みるくが悪いことをしても叱ろうと顔を見るたびに笑ってしまう。
この「にく」のおかげで楽しい夜であった。