光る腕輪(いちご3歳2か月・みるく1歳2か月)

今日は私の大学時代の友人と会う。
4年ぶりに会った彼女は学生時代とちっとも変わっていなかった。
会ったとたんに話がはずむ。
寮で朝まで語りあかした時のように話はつきない。
学生時代と違うのは話の内容の半分が子供に関することになっていることくらいだ。
お互い親になったもんだね〜と着実に流れていく月日を思う。
いちごとみるくが眠っている間に彼女と合流したので、二人とも人見知りモードには入らなかった。
特にいちごにはお土産作戦が功を奏したといえる。
お菓子の入ったクリスマスブーツ・小さな聖書の絵本・ノートと水彩色鉛筆・光る腕輪など
彼女は子供たちへのプレゼントをたくさん用意してきてくれたのだ。
いちごが夢中になったのはブレスレットだ。
ブレスレットにはトナカイとポインセチアと靴下がついていて、トナカイを押すと赤くピカピカと光るのだ。
「やっぱり女の子には光り物とアクセサリーだね」と彼女は笑う。
彼女も一男一女のママである。子供の好みは知りつくしている。さすがだ。
お茶のあとでウインドーショッピングをしているといちごが「もうおうち帰ろう〜」と言い出した。
眠くなったのだ。
「もうちょっとしてからね」というと「おうち帰るよー!」を連発。
しかたがないので少し予定をきりあげて彼女とお別れした。
彼女もこのあと子供を幼稚園に迎えに行かなければならないのだ。
現在京都に住んでいる彼女は来春には金沢へ引っ越すという。
春までに一度京都に遊びに行きたいと思う。