ごめんねいちご(いちご3歳0か月・みるく1歳0か月)

今日、いちごがトイレをしている時に事件があった。
私がちょっと台所の方へ行っているすきにみるくがトイレに入ったらしい。
みるくはいつもトイレの壁にはってあるボードを気にしていたのだ。
これはいちごがトイレを上手にするたびに1から10までの数字をボードにはっていくものだ。
みるくはこの数字を手にとり、あろうことか便器の中に投げ入れたらしい。
いちごに「ママー!」と呼ばれてトイレに行き、ようやく気づいた。
あわてて後始末をする。当然そのトイレに落ちた数字は捨てた。残念だ。
いちごは「みるくがやったの」と言ったが、現場を見ていなかったため状況が分からなかった私は二人とも叱った。
いちごが便座に座っていたのにみるくが数字を捨てたというのはヘンだと思ったからだ。
もしかしたらいちごが落としたのにみるくのせいにしているのかもしれないとも少し思った。
が、しかし。
いちごは正しかった。
こういう時のいちごはウソをつかないのだ。
それが分かったのはお風呂のあとで歯磨きをしている時だった。
また私が見ていないすきにみるくがトイレに入りこみ、今度はハブラシを便器に投げ入れたからだ。
私はいちごに平謝りに謝った。
ちょっとでもいちごを疑ってすまなかったと真剣に謝った。
いちごは許してくれた。
子供とは人の過ちに対してなんと寛大なのだろうか。ありがとう、いちご。本当にごめんね。
そのあと、私がみるくをしこたま叱ったのは言うまでもない。
みるくめ。二度とやってくれるなよー。