パパきたる(いちご2歳10ヶ月・みるく10ヶ月)

3週間ぶりにパパに会うというのでいちごは朝から楽しみにしている。
本当に分かっているのかどうかはよく分からないが。
「夕方、パパがきてくれるよ。楽しみだね。」と言うと「うん!」と大きくうなづく。
駅にむかえにいくと「パパの電車くるかな。くるかな。」と待っている。
「何色の電車がくると思う?ママは白地に青いラインの新幹線がくると思うよ」と言うと
いちごは「黄色!黄色の電車なの!」と主張する。
なぜだろう。
パパがのってきた新幹線あさまは私が思ったとおり白地に青と赤のラインがはいっていたが
いちごは「黄色!」とあくまでも主張する。
ライトが黄色だったからだ。
「ライトは黄色だけど、電車は白いでしょ?」と言っても「黄色!」らしい。
改札からパパが出てくると、いちごは最初無反応だった。
しばらくのあいだは無口で、少しするといろいろ話すようになった。
ひさしぶりに会ったので照れていたのだろうか。
みるくはパパを分かっているのかどうかあやしいが、なんとなくうれしそうにしている。
とてもご機嫌だ。やっぱり分かっているのかな。うれしいのかな。
夜は花火を見に行った。
いちごが花火をとても気に入ったようなのでぜひまた見せてあげたかったのだが
あいにくの雨。そして霧。
中止かと思ったが花火はあがっていた。
でも、霧でよく見えない。うっすらと見える。
これはこれで幻想的と言えないこともない。が。
いちごはやはりはっきり見える花火の方がいいようだ。
池の上であがる花火はとてもきれいに見えたが上空の花火はあまり見えない。
残念だった。