いちごの大事(いちご2歳9ヶ月・みるく10ヶ月)

しまじろうの本とおもちゃで遊ぶ。
線路をつくって電車ごっこをしている。
「電車にのってー、バスにのってー、お出かけするのー。」
「いちごねー。新幹線のるのー。」
「いちご飛行機のるの。飛行機のって、東京いって、ディズニーランド行くのー。」
といろいろ説明してくれる。
そうかそうか。ディズニーランド行くのね。またパパに連れて行ってもらおうね。
しまじろうの付録についてきた電車カードが気に入ったようだ。
「いちごの大事!」と言いながらポケットにしまおうとする。
ところがポケットのない洋服だったので、シャツをめくってシャツとお腹の間に入れた。
それではおちてしまうのでポケットのある洋服に着替えさせてみた。
するとポケットにカードを入れたあと、ポケットの上からぽんぽんとたたいて「いちごの大事」とうれしそうな顔をした。
そのあとも何度もポケットの中を確かめてはぽんぽんと上からたたいている。よっぽど大事らしい。
しまじろうのバーベキューセットで遊んでいるとみるくが近づいてきた。
一緒に遊びたくなったようだ。
いちごはジャマされるのがいやなので、みるくを押して遠ざけようとする。
みるくは何度押されてもいちごのところに戻ってくる。どうしても一緒に遊びたいのだ。
いちごが持っているものが気になってしかたないのだ。
どつかれても泣かされてもみるくは何度でもいちごのところに行こうとする。けなげなやつだ。
今日のいちごはしまじろうづくし。
しまじろうの今までの本を全部本棚から運んできて、かたっぱしから読んでいく。
けっこう重いのに「よいしょ、よいしょ」と言いながら運んでくる。
力持ちになったものだ。