坊ちゃん電車(いちご満2歳7ヶ月・みるく7ヶ月)

いちごは朝からご機嫌だ。靴を一列に並べてぶつぶつ言っている。
「そうだ。靴がいい!ぎょうれつぎょうれつ。」どうやら絵本の再現をしているようだ。
セリフも絵本の中のセリフとまったく同じである。
家の中では靴は並べられないから実現できてご機嫌なようだ。

チェックアウトした後、愛媛に戻る前に松山観光。
「坊ちゃん電車」というものが走っているらしい。
いちごは「電車、のる!」と乗る気まんまんである。
とりあえず市電にのり、道後温泉へ。アーケードをぶらぶらして坊ちゃん電車がくる時間まで待つ。
坊ちゃん電車はSLっぽい電車だった。いちごは乗りたそうだったが、乗車賃が高いので却下。
一緒に写真を撮るだけにする。
いちごは「電車、のるー!」と走り去る坊ちゃん電車を追いかけて行ったが、途中であきらめて手を振っていた。
みるくはまわりのもの全てに興味があるようだ。
なんにでも手をのばし、ベビーカーから転げ落ちそうなほど体を外に向けている。
何も知らないみるくの目にはこの世界はどう見えるのだろうか。

夜、いちごがおしりに手をやるしぐさをしつつ私のところへやってきた。
「poo poo?」とパンツをのぞくとしていない。
「トイレいく?」と聞くと「行く」と返事。
トイレに連れて行ってみると、ちゃんとうんちをした。
おお。えらいぞ!2日続けて成功だ!この調子でいけるだろうか。