ICカードを忘れてとりに帰るみるく(いちご高3・みるく高1)

朝から小雨。
最高気温は21度の予報。
突然の秋である。
寒くなるらしいから傘と上着を忘れないようにといちごみるくに伝える。
みるくはICカードと宿題をちゃんと持っていくように。
行ってらっしゃーいと見送った数分後。
みるくよりICカードを忘れたと連絡あり。
あの会話の流れでどうして忘れるかなあ。
「(始業時間に)まにあうかなあー」というみるくの疑問はとりあえず黙殺。
私が出かける支度をすませている間にみるくが帰宅。
出勤するパパとみるくをまとめて駅まで車で送る。
みるくよ。もうちょっとしっかりしてください。
いちごもみるくも今日は始業式や掃除のみで授業はなし。
お昼は家で食べるというから、回転寿司か二代目月見バーガーにでも行こうかと思っていたのだが、みるくがなかなか帰ってこない。
LINEで聞いてみたら、友達とカラオケに行くことになったという。
あれ?
お金がないからカードを取りにもどったんだよね?
カラオケ代は?
「カラオケの方が安い。往復の電車代はないけれど。」とみるく。
なるほど。
でもお昼代は?
「ない。食べない。お腹すいた。ひもじい。」
不憫じゃのう。
みるくが帰ってこないならいちごと2人で以前から行きたかったカフェに行こう。
絵本と同じホットケーキが食べられるというお店だ。
道に迷いつつなんとか到着し、待つこと30分。
お腹がすいていたこともあり、ふっかふかのホットケーキは大層美味しかった。
「めっちゃおいしい」といちごも満足な様子。
機会があったらまたいつか来たいね。