体育祭(いちご高3・みるく高1)

雨の一日があけて。
朝から雲ひとつない快晴。
「最悪だ・・・」といちごがつぶやく。
最悪だね、と私も同意。
なにしろ最高気温28度の予報。
絵に描いたような夏日である。
「理想の体育祭日和は、雨が降りそうな曇り空だよ!」とやり場のない怒りをかかえていちごがつぶやく。
おそらく昨日の学校対応の遅さに対する怒りがまだくすぶっているのだろう。
弁当と水筒のほかに凍らせた水とソルティライチ、保冷剤も持たせていちごを送り出す。
冷凍ペットボトルを時々首筋や脇の下にはさむといいよ。
少し遅れて私も学校へ。
人工芝にピクニックシートを広げて座ったとたんじりじりと照りつける太陽に意気消沈。
熱くて火傷しそうな日差しである。
これは帽子だけでは無理だといったん家に戻り大判タオルと日傘と冷凍ペットボトルを持って再び学校へ。
冷凍ペットボトルをわきにはさみつつ観戦。
いちごは大玉送り、大縄跳び、クラス対抗リレー、ムカデ競争に出場して楽しそうにがんばっていた。
クラス優勝は逃したが、赤組としては優勝。
最後の体育祭を勝利でしめれてよかったね。
優勝おめでとう。