いちご第一志望校に合格!(いちご中3・みるく中1)

都立高校合格発表日。
いちごと一緒に高校へ。
待つこと4分。
9時ちょうどに掲示板のカバーがはずされた。
見てすぐいちごの受験番号を発見。
「あった」と小さくつぶやくいちご。
「あった!おめでとう!」といちごをハグする私。
実感がわかないまま、入学手続き書類をいただき、入学確約書にその場で署名捺印して提出。
その後すぐに制服採寸と体操服などの申し込み。
合格発表を見てからすぐに動いたので、早々に終了。
手続きが全て終わる頃にはいちごの後ろに長い列ができていた。
「早くきてよかったね」といちごが笑う。
正確に言えば私たちよりずっと早くきていた親子はたくさんいたのだが、
なぜかみなさん合格発表の掲示板から遠いところで待っていらしたのだ。
どうして近くに行かないのかな?と不思議に思いながら私たちが近づいて行ったところでちょうど発表があり、棚ぼた的一番に手続きをすることができた。
ありがたし。
いちごは中学校へ報告に。
私は銀行へ入学金の振り込みに。
それぞれの用事をすませてから帰宅し、今度は塾へ報告に。
出かける直前携帯が鳴ったが非通知設定だったので怖いから無視。
「どうする?みるくを誘拐したとかいう電話だったら」といちごが恐ろしいことを言う。
さらに家の電話がなったが、こちらも無視してとりあえず塾へ。
無事合格いたしました。ありがとうございました。
先生とそんな会話をしている間も無音で震える携帯。
どうやら家の留守電が転送されてきているらしい。
帰宅後留守電を確認するとなんとみるくからだった。
「みるくです。あのー。僕の机の周りにチャクイズがあると思うんだけど。もし持ってきて・・・あのー。持ってくることができるなら持ってきてください。」
チャクイズってなんだ???
肝心の「もってきてほしいもの」が分からず留守電を10回以上聞き直すも、聞き取れず。
どう聞いても体育着にも体操服にも聞こえない。
塾でアンケートを書いていたいちごを呼び出し、留守電を聞いてもらうと「白衣って聞こえる。白衣じゃない?」と言う。
白衣なんてないよ。
「じゃあわかんない」とあっさり片付けるいちご。
机の周りを探してもあるのは体操服のみ。
違ったら困るけど、分からないからしょうがない、と、車で中学へ。
いちごにお願いして体操服とついでにみるくが今朝洗濯に出したテーブルクロス(ありがたいことにすでに乾いていた)を届けてもらった。
車にもどってきたいちごが「授業中だから先生が預かってくださった。渡してきた。」という。
数時間後、帰宅したみるくに聞くとやはり体育着だったそうな。
みるくにも留守電を聞いてもらったが本人にも体育着とは聞こえないようだ。
「あれ。おっかしいな。体育着って言ったんだけどな。」と笑いながら首をかしげるみるく。
次回からははっきり丁寧に発音してください。
いやそれよりも。忘れ物をしないようにしてください。