退塾できなかったみるく(いちご13歳5ヶ月・みるく11歳6ヶ月)

今日はいちごみるくと三人でお花見。
お弁当を持って近所の公園へ。
満開だ。
いちごは舞い散る桜の花びらを空中でつかまえては「やった!」と笑う。
お弁当の中にふわりとそえられる桜が風流だ。
昨日、受験と塾のことは「一日考えて明日決める」と言っていたみるく。
桜の花を見上げながら「ぼく、受験やめようと思う」と言う。
「のんびりやろうかと思って」とみるくが続ける。
それもいいね。
そのかわり高校受験は嫌だからやめるってわけにはいかないよ。
「わかってる。がんばる。」とみるく。
じゃあ今日塾に行ったら先生に相談しておいで。
日曜特訓の費用が返金可能かどうかも聞いてきてね。
「うん。わかったー。」と言いながらみるくは早めに塾へ向かったのだが。
30分後、みるくから「やめるっていいづらい」というメールが届いた。
その後みるくはなんとか先生に受験をやめる旨を伝えたのだがひきとめられたらしい。
いわく「まだ早いって。もうちょっと続けてみたらって言われた・・・」のだそうな。
昨年もそういう子がいたけれど、がんばって続けて志望校に合格したという話をされたという。
「20分くらいそうやって延々話してた。結局やめれなかった。」とみるく。
「ママから言ってはもらえないよね・・・?」とみるくが聞いてくる。
ちゃんと自分で先生に気持ちを伝えて説得しなさい。
交渉能力は大事なんだよ。
それができないならとりあえずはそのまま通い続けるしかないですな。
さて。
みるくはいつ転塾できるのか。
それともこのまま受験することになるのか。
楽しみだ。