だらだらみるく(いちご小5・みるく小3)

水曜日は早帰り日。
みるくは「Nくんと約束してきた」とうれしそう。
今日は夕方から忙しくなるから、出かけるなら学校の宿題をすませてからにしてね。
みるくはNくんに電話をかけて宿題が終わったら遊びに行くと約束。
すぐに宿題を終わらせるのかと思いきや、床にごろごろしたり小学生新聞を読んだりとなぜかのんびりするみるく。
不思議だ。
なぜぱぱっと宿題を終わらせて遊びに行かないのだろうか。
観察しつつ放っておく。
いちごとちょっかいをだしあったりだらだらしたり新聞を読んだりとさんざん時間を無駄に使ったあとでみるくは「あー!早く遊びに行きたい!」と文句を言い出した。
えー?
だったら集中して早く宿題を終わらせればいいのに。
なんなんだ、いったい。
みるくにそう伝えると「やってるよ!」と怒る。
いやいや。やってなかったじゃん。
ずっとだらだらしていたよ。
「じゃあ、今から早くやるよ!」とみるくはスピードをあげて汚い字でやっつけ仕事をはじめた。
漢字プリントなんだからきれいな字で書かないと書き直しだよ。
それを聞いたみるくはさらにイライラして文句を言いながら宿題をやっていく。
自分がだらだらしていたから遊ぶ時間が短くなってしまったのだということには気づいていないらしい。
そして、それを指摘しても「やってたよ!」と信じない。
なんなんだろうなあ、いったい。
本当に分かっていないのだろうか。
謎だ。
結局その後みるくはイライラしたまま宿題をすませて遊びに出かけ、
その一時間後に「デュエマして、そのあとどろけいして遊んだ」とうれしそうに帰ってきた。
よかったね。