怒り心頭に発する(いちご10歳7ヶ月・みるく8歳7ヶ月)

家庭訪問最終日。
いちごが「今日はAちゃんちに3時までに行かなくちゃ!」と言う。
3時にAちゃんの家に先生がいらっしゃるので、それをみんなで待つのだという。
今日は帰りが遅くなるから、遊びに行くのは宿題を終わらせてからにしてねと私が言うと
「じゃあ、Aちゃんちで一緒に宿題してもいい?」といちごが聞いてきた。
宿題が終わってから遊ぶならそれで構わないよと伝えるといちごは「やったー!」と荷物をまとめて飛び出して行った。
それを見ていたみるくが「いいなー。いちごいいなー。ぼくもRくんちでお勉強会する。」と言う。
4時には帰ってきてねと伝えるとみるくは「わかった!」と笑顔で応えて自転車で出かけていった。
きっと4時ぎりぎりに帰ってくるんだろうなと思っていたら、3時半すぎにみるくが帰宅。
あれ?早かったね。
「Rくん、今日はサッカーなんだって。宿題だけで全然遊べなかった・・・。」としょんぼりするみるく。
あらら。
「つまんない」と泣きそうな顔をするみるく。
でもまあ、お友達と一緒に宿題できたならよかったじゃない。
「よくない」とみるくは言うが、それがイヤならいつも通り家で一人で宿題をすればいいだけのことだ。
いちごは時間通りに帰ってくるだろうと思って待っていたのだが、4時をすぎても現れず。
4時10分を過ぎたところで電話をかけたら「え?もうそんな時間?」とのほほん声がかえってきた。
片付けをして急いで帰ってくるよう指示したが、いちごが帰宅したのは15分すぎ。
しかも宿題は終わっていないという。
どうやら宿題の途中で遊んでしまったらしい。
宿題の件と時間の件。
この時点でイライラの種が2つ。
さらに悪いことに。
ラクトの休み時間に宿題を終わらせておくよう言っておいたのに、お迎え時にまだ終わっていなかった。
そして、高速リスニングも全くやっていなかった。
ここでイライラの種が2つ追加。
さらに。
いちごはお弁当箱と水筒を教室に忘れて帰ってきた。
最近私は子供達に対し、常に笑顔で接するよう気をつけていたのだが。
これだけイライラの種が続けざまにふってくるとさすがに我慢できず怒り心頭に発してしまった。
ちなみに。(加賀恭一郎風)
「怒り心頭に達する」は誤りで本来は「怒り心頭に発する」という。
日本人の4人に3人が誤った使い方をしているらしい。
それはともかく。
怒りにまかせてかなりの勢いでいちごを叱りつけてしまった。
反省。