大人はなぜ時間をまちがえるのか(9歳1ヶ月7歳2ヶ月)

私は携帯のアラームを午前7時50分と午前8時に鳴るよう設定している。
7時50分のアラームが鳴ったらいちごみるくは小学校に出かける支度をはじめる。
トイレ・歯磨き・洗顔・などの身支度だ。
そして8時のアラームで外に出る。
8時5分に近所のお友達と待ち合わせをして一緒に登校することになっているからだ。
さて。今朝のこと。
7時58分になってもみるくが支度をせずにのったらのったらしているので
「もう8時だよ。支度は終わったの?」と私は言った。
するとみるくは「まだ7時58分だよ」とのたまった。
そして「なんで大人って時間を一分とか二分とかまちがえるの?『まだ7時58分』なのになんで『もう8時』っていうの?」と続けた。
ふむ。
確かに。
言われてみればみるくの言うとおりである。
まだ8時ではない。
7時58分だ。
大人になると正確な時刻を答えるよりもだいたいの時刻で答えることの方が多くなる。
それがなぜかなんて聞かれるまで考えたこともなかったがおそらく大人と子供では時間の感じ方が違うからであろう。
先日何かの番組で大人と子供では代謝の速度が違うから時間の流れ方が違うという話をしていた。
子供は代謝が良いので実際に流れている時間よりも体内時間の進みの方が速い。
だから子供にとっての一日は長い。
大人は代謝が悪いので実際に流れている時間よりも体内時間の進みが遅い。
だから気づくと一年があっというまに過ぎているのだ。
つまり。
私にとって一分二分という時間はあってなきがごとしだがみるくにとっての一分はそれなりに長いのであろう。
ちなみに。
寝起きは代謝が悪いので朝の時間はことさら早く過ぎ去っていくように感じるのだそうな。
どちらにしても誰にとっても一分は60秒。
ぱっぱと支度をすませてお友達をお待たせしないよう気をつけてくれたまへ。