みるくの詩(いちご9歳1ヶ月・みるく7歳1ヶ月)

学校で書いた詩をみるくが持って帰ってきた。
「先生がほうちほうだから『。』をつけた方がいいよって言ったから『。』をつけたの」とみるくが言う。
一年生で倒置法を習うの?と驚いて聞いたところ「習ってないよ」とみるくが言う。
「習ったんじゃなくてみるくがこういうふうに書いたの。そしたら先生が倒置法だって教えてくれたの。」
ああ、なるほど。
そういうことなのね。
みるくが倒置法を駆使して書いた詩はこちら。

「けんかのはじまり」

けんかが
はじまった
おねえちゃんが
わるい
こらあっ
おこられる
おかあさんに。
こらあ
おこられる
おとうさんに。
ひっかいてきた
おねえちゃんが。
ちがでた
ぼく。
やりかえし
おこられる
なかなおり