おためし(いちご9歳0ヶ月・みるく7歳1ヶ月)

今日は実験教室。
通い始めて半年が過ぎた。
そろそろいちごみるくだけで通えないだろうかと思い立ち、実験をしてみることにした。
ママはいないと考えて二人だけで教室まで行ってみてくれたまへ。
「うん、いいよ」とみるくは気軽にこたえていちごと出発。
私は数メートル後ろを尾行。
尾行と言ってもばれているので二人はちらちらと後ろを振り返り私の存在を確認しつつ進んでいく。
まず駅までは難なく到着。
電車はどうだ。
みるくは「○○行きにのるんだよ。いつもこっちだもん。2番(線)だよ。」と正解。
さらに「(次の電車は)準急だって。とまるかなあ。」とボードを確認。
みるくの方がしっかりしている。
電車に乗り込んだ二人を隣の車両から観察。
「○○でおりるんだよ」とみるくがいちごに話しかけている。
まるで兄と妹だ。
お姉ちゃんにはもうちょっとしっかりしてもらいたいところである。
目的の駅で電車から降りた二人はホームでキョロキョロと私の姿を探している。
さっさとエスカレーターに乗ってしまった私に気づかずに二人はあわや電車に戻るところであった。
結局みるくが私の姿に気づいてぎりぎりセーフ。
私がいなくても自信を持って進みたまえ。
その後二人は手をつないで歩きはじめ無事教室に到着。
上出来である。
ところが上出来ではない事がひとつ勃発。
みるくが教室でとあるオモチャ(?)のワイヤーをからませてしまったのだ。
高い位置からあてたり、2つ同時にあてたりしているうちにからまってしまったらしい。
最初にからまった時にはもとに戻せたのだが二度目はうまくなおせなかったという。
もとに戻そうとぐるぐるさせているうちにさらに事態を悪化させてしまったようだ。
探求心が旺盛なのはすばらしいことだが、一度失敗した時点で学習しないものかしら。
あせってしまったみるくは結局なおすことができず、泣くのをこらえていたため先生にごめんなさいも言うことができなかった。
私から謝罪はしたものの本人が謝らないことにはどうしようもない。
少し落ち着いたところで教室に電話をかけさせたらなんとか謝ることはできた。
次回教室に行ったらちゃんと直接先生に謝罪すること。
忘れないようにね。