ルービックキューブ(いちご小2・みるく年長)

朝起きたら食卓の上をイモムシがもぞもぞと動いていた。
ぎゃわっ。
いったいどこからきたのだ。
不思議に思いながらあたりを見回して納得。
みるくが月曜日に拾ってきたどんぐりに小さな穴が開いておりそのそばに茶色い粉が落ちている。
あー。どんぐりの中から出てきたのね。
つまようじで開けたような小さな穴から出てきたわりにはぶっといイモムシだ。
なかなかおもしろい光景だったのでいちごとみるくにも見せてあげたかったのだが虫嫌いの私はその状態を放置しておくこともできず早々に処分。
朝から殺生するのもなんなので外に放り出しておいた。
何の幼虫だったのかな。
数時間後、起きてきたみるくにその話をすると「えー。見たかったー。」と言う。
そう言うと思ったんだけどそのままにしておくのはイヤだったのよ。
ごめんね。
みるくは急いで外を探しに行ったがイモムシは発見できなかったようだ。
話はかわるが最近みるくがルービックキューブにはまっている。
ニュースでルービックキューブ世界大会を見て興味を持ったらしい。
世界チャンピオンになったのは日本人の男の子(16歳)。
記録は12秒46である。
すごい。
カシャカシャとまわしているうちにみるくはすぐに一面をそろえられるようになった。
「2面をそろえるにはどうするのーむずかしいよー」とみるくが言う。
一面、二面とそろえていくんじゃなくて最初から六面をそろえるために色をあわせていくのがコツなのよ。
などと解説してみたものの、私は六面をそろえたことがない。
攻略本を渡しておくから自力でなんとかしてくれたまへ。