いちご発熱(いちご7歳3ヶ月・みるく5歳3ヶ月)

朝起きるなりいちごがベッドの中で「のどが痛い」とつぶやいた。
目にはうっすらと涙。
熱をはかってみると37度8分。
あーやっぱりね。
風邪ひいちゃったかな。
学校はお休みしましょう。
今日は幼稚園のお食事会、小学校の道徳授業参観、保護者会、公文、七田と予定がめじろおしなのだが全てキャンセル。
いちごにつられてみるくまでなんだか調子が悪そうだ。
あーもうわかった。
二人ともお休みにして寝てなさい。
で。
二人をベッドに寝かせておいて朝食の支度をしていたら。
子機の内線呼び出し音がなった。
「ママー。じょうごってなに?」と電話ごしにみるくが聞く。
じょうご?なぜいきなりじょうご?
ははん。さてはミッケをやっているな。
まあベッドで寝ているだけというのも退屈だろうから絵本くらいはいいか。
じょうごの説明をして電話を切った5秒後に再度呼び出し音。
「ママー。のこぎりのはってなに?」
ノコギリ、の、歯、だよ。
「ああ!ぎざぎざのところだね!」
そうそう。
電話をきったとたんにまた鳴る内線。
「ママー。たつのおとしごってなに?」
ええい。きりがない。
そんなことで内線電話を使わないでください。
朝食にうどんを食べさせたあとで再びベッドへ二人をおしこむ。
しばらくすると子供部屋からガシャーンという物音が響いてきた。
なんだなんだ?
見に行くと積み木をして遊んでいた。
こらこら。
そんなことでは熱がさがりませんよー。
寝てなさい!