いちご発熱(いちご7歳2ヶ月・みるく5歳2ヶ月)

みるくを連れて幼稚園から帰宅すると、すでにいちごが帰っておりこたつで公文のプリントに取り組んでいた。
今日は午前授業の日(給食あり)だったらしい。
いちごがプリントをしながら「さむい」「あたまいたい」とつぶやく。
熱をはかってみると驚いたことに38度をこえていた。
体調が悪くても黙々と宿題をこなすいちごの健気さに胸をうたれる。
宿題はいいから寝なさい寝なさい。
いちごの世話をしている私を見てみるくが「みるくもあたまいたい」と言い出す。
きたな。
今日のはどっちだろう。
かまってほしいがための仮病かそれとも真実か。
みるくの場合は見極めが難しい。
「幼稚園でも気持ち悪かったからお弁当食べられなかったの」とみるくが言う。
確かにお弁当がほとんどまるまる残っていた。
「ご飯だけ食べたの」とみるくは言う。
どうやらみるくもまだ体調が悪いようだ。
じゃあもう二人そろって寝なさい。
二人を並べて寝かせ、私も添い寝する。
思わず一緒にうとうととしてしまい、はっと目が覚めるとみるくが一人で枕元に座り「となりのトトロ」を読んでいた。
こらこら寝なさいって。
どう見ても元気そうなんだよなー、みるくは。
夕方二人まとめて病院へ連れて行く。
待合室で読んでいた絵本「ミッケ」の続きが読みたかったみるくは「みるくもう治った!」と診察を受ける前に診察室から逃亡。
まてまて。こらまて。
診察室に絵本を持ち込みなんとか診察を受けさせる。
水曜日にまだ具合が悪かったら再院してくださいとのこと。
あ。保険証が前の会社のままだ。
どうしよう。
請求がややこしいことになりそうだなあ。
でもお金がないからとりあえず使っとこ。