スイミング2話(いちご6歳8ヶ月・みるく4歳8ヶ月)

先週の話。
最近スイミングに行く時はプールの前でいちごとみるくをおろし、私は家に戻ることにしている。
駐車場代と時間の節約のためだ。
二人をおろしたあと薬局に移動し買い物をしている私にいちごからメールが届いた。
そこには「まま、みるくねちゃったよ」と書いてあった。
あらら。
着替えている途中で寝てしまったのだろうかといちごに電話をしてみると知らないママさんが電話にでた。
「私、お嬢さんと一緒にいたものですが、息子さん寝てしまっているのでどうしましょう」とおっしゃる。
あわててプールへ戻ってみるといちごはスイミングのレッスンを受けており、みるくはそのママさんと一緒に見学をしていた。
迷惑をおかけしたママさんに謝罪と感謝をお伝えしたあとみるくを連れて外に出る。
目が覚めたのならプールに入ればいいのにどうしても今日は泳ぎたくないそうな。
土曜日に振替で一人でプールに行くことと、来週からはきちんとレッスンに行くことを約束させていったん帰宅。
30分後に今度はいちごを迎えに行った。
「みるくがぐずぐず泣いてお着替えしなかったからいちごが着替えさせてあげたの。でもみるくいやがってねちゃったの。」といちごが状況を説明してくれた。
ありがとう、いちご。
がんばってくれたのね。
ここからが今日の話。
スイミングに行く準備をしているといちごのバッグの中が空なのに気づいた。
あれ?
水着と帽子とゴーグルとバスタオルと会員カードは?
いちごは「しらない」と一言。
そういえば先週は水着一式を洗った記憶がない。
どうやらいちごは全てをスイミングスクールのロッカーに置き忘れてきたようだ。
うわー。
くさくなってるだろうなー。
しかたがないのでかわりの水着を持たせてスイミングへ。
一時間後、いつものようにお迎えにいくといちごは車に乗るなり「ピンクの水着じゃだめなんだって」と説明してくれた。
そりゃそうだ。
じゃあどうしたの?と聞くと「いつもの水着にきがえたの。洗ってあるんだって。」と言う。
どうやら置き忘れた一式をスタッフの方が洗って下さっていたらしい。
ありがたやありがたや。
もう忘れないようにしてくださいね、いちごさん。