初めてのお手紙(いちご4歳1ヶ月・みるく2歳2ヶ月)

いちごが初めてお友達に手紙を書いた。
A4のらくがき用紙にかわいいシールをぺたぺたと貼りその下に「あさはいちごがだいすき」と書いている。
あさちゃん(仮名)というのはいちごが一番仲良しの女の子だ。
とりあえず「呼び捨てではなく『ちゃん』をつけた方がいいよ」とアドバイスしてなおさせる。
次に「いちごはあさちゃんがだいすき」にした方がいいんじゃない?とさらにアドバイス
「ちゃん」はつけたものの文自体を変更する気はないようだ。
「だってあさちゃんはいちごがだいすきだもん」と言い張る。
うーむ。お互いラブラブなのね。それはいいんだけどお手紙としてはどうかなあ。
子供がせっかく一生懸命書いたものをあれこれなおさせるのもなんなのであきらめてそのままにしておく。
いちごは「明日幼稚園であさちゃんに渡すの!」と大事そうに鞄の中にお手紙を入れた。
どうやらお手紙を書いてそれを折って誰かに渡すという行為がとてもうれしいらしい。
「バスのおっちゃんもお手紙書いてって言ってたの」とまた新しい手紙を書き始める。
バスの運転手さんは子供達から「バスのおっちゃん」と呼ばれているようだ。
ほかにはいったい誰に渡すのか6通ほど手紙を書いて鞄に入れていた。
がんばって書いたね。
でもこんなにもっていってもよいのだろうか。
先生に怒られたりしないかしら。