救急外来(いちご2歳8ヶ月・みるく8ヶ月)

午前3時半。いちごの異様な泣き声で起こされる。
のどの奥が炎症をおこしているのか、呼吸困難の様子。
苦しいから泣いて、泣くからさらに苦しくてまた泣くという悪循環。
あまりに苦しそうなので朝まで待てずに119に電話。
その日の救急病院を教えてもらい、雨の中車を運転して連れて行く。
いちごは寝ている時が一番つらいらしく、病院に着いたころには話ができるほどに落ち着いていた。
1歳のころは同じような症状で入院することになった。
しかし2歳8か月ともなると同じ症状でも入院するほどではないらしい。
吸引したあと、薬をもらって帰る。
救急では一日分しか薬を出してもらえないので、朝まで待ってまた病院へ行く。
いちごの熱は37度7分までさがっていた。
熱とハナタレと苦しそうな咳はあるけれどすでに元気になっている。
病院に行ったついでにみるくも診てもらう。
するとみるくのノドも赤いという。
こちらもハナタレと苦しそうな咳あり。
二人とも風邪は風邪だけれど、すでに元気なので心配することもなさそうだ。
薬を待っている間、なぜかいちごはラブラブモードでみるくを抱きしめては
「I like you♪」「ちゅっ♪」とキスを繰り返していた。
看護婦さんには『かわいい〜』と大ウケだった。
午後、ひさしぶりにみるくに仕事の電話が入った。
今回はオーディションなしで写真選考だけで決まったという。
元気そうだし短い仕事らしいから大丈夫かな?