ほふくぜんしん(いちご2歳6ヶ月・みるく6ヶ月)

出かける時のこと。
いちごが出かける支度をすっかりととのえているのに、
私とみるくの準備ができてないことがよくある。
いちごはすでに玄関で靴をはき、首から鍵をぶらさげて待っている。
私がみるくに靴下をはかせたり、おんぶひもに入れたりと
ごそごそしていると玄関からいちごの声。
「まーまー!お買い物行くよー!」
ちょっと待ってね、といいつつあわてて支度をする。
いつもなら玄関で待っていてくれるいちごだが、今日は違った。
待ちくたびれて戻ってきたのだ。靴をはいたまま。ほふく前進で。
今までは戻ってくることがあっても、靴をちゃんと脱いで戻ってきたのだが
今日はほふく前進で廊下を戻ってくるというワザをあみだした。
かしこくなったというべきか、ずぼらになったというべきか。
夜、家でブランコで遊んでいる時もおもしろいことがあった。
読んでいた本を落としたいちごは、本に手をのばしたのだが届かない。
どうするかな〜と見ていると、ブランコに座ったまま足で本をひきよせて拾い上げた。
しばらくするとまた本を落としてしまった。
今度はさらに工夫した。足でひきよせただけではなく、ページをめくり、
ページが床に対して直角にたったあたりで手をのばしてラクラクと拾ったのだ。
うむ。かしこい。しかしレディーのすることではないな。

みるくは生まれて初めての便秘である。
といっても、まだ2日だけだが。
明日も出ない場合はめんぼうを使ってみよう。