大晦日は餃子とへぎそば(いちご高2・みるく中3)

「今年は愛媛じゃないから餃子はないのか〜・・・」とみるくがつぶやいていたのを聞いてパパが皇朝の餃子を取り寄せてくれた。
みるくは餃子が大好きなのだ。
皇朝の餃子はにんにくが入っていないのにとてもおいしくて私も大好きだ。
多めに注文してくれたので、次から次へと焼いては食す。
美味なり。
餃子を食べつつ、今年の総括を一人ずつ発表。
パパはマラソンをはじめて北海道ハーフマラソンで完走したこと。
いちごはデジタルお絵描きにチャレンジしたこと。
みるくは部活で後輩を育てたこと。
私は何も成し遂げられなかったので反省。
年々時間の進み方が早くなっていくのだが、今年は特に早かった気がする。
私は一日の時間の使い方が以前にも増して下手になっているようだ。
なんとかせねば。
「来年の抱負は年が明けてから発表」とパパが言う。
いちごみるくは考えておくように。
私は毎年同じだから考えるまでもないけれど。
年越しそばはパパが買ってきてくれたへぎそば。
いちごは「こんなに夜遅く食べられない」とパス。
私はデブ防止のため一口だけいただいたが、おいしいかった。
年越しそばを食べながらみるくがパパに「へぎそばのへぎってなに?」と聞く。
「へぎそばはつなぎに布海苔(ふのり)っていう海藻をつかってるんだよ」とパパが答える。
それをへぎといわれる器に盛りつけるのだそうな。
へぎってどんな器?と頭にはてなマークが浮かんだので調べてみた。
へぎは片木と書き、語源は「剥ぎ」らしい。
杉などの板を薄くそいで、四方に縁をつけた角盆が「へぎ折敷(おしき)」。
これを略して「へぎ」と呼んでいるのだそうな。
この器に冷やしたそばを1口程度に丸めて盛りつけるのだが、ふのりをつなぎに使ったコシの強いそばだからこそきれいに盛りつけられるらしい。
なるほどなるほどそうだったのか。
勉強になりました。
話は変わるが、紅白の審査方法のわかりにくさには驚かされた。
あれは最初にきちんと説明すべきだったと思う。