猿と狼(いちご小6・みるく小4)

テーブルの上に置いてある本を見てみるくが聞きにきた。
「ママ。うみざるでんって、あのテレビで流行ってた海猿の話?」
うみざるじゃなくてかいろう。
猿じゃないでしょ。よく見てごらん。
「あ。おおかみか。」とみるく。
あら、読めるのね。
ということは見間違えか。
みるくはよくこういう間違いをする。
よく見ないで早とちりしてしまうのだ。
テストでもよく見間違いや勘違いをしている。
見直す習慣を身につけてほしいものだ。
話はかわるが小学校のこと。
みるくのクラスで事件発生。
先日お友達を壁にぶつけて6針縫うケガをさせたSSくんが今日も大暴れ。
Kくんの顔面をなぐり、白目に傷をつけたそうな。
みるくのクラスには問題児が3人いたのだが、うち2人は最近はだいぶおとなしくなり、残る1人はあいかわらず。
SSくんは4人目の問題児だ。
「SSはね。おもしろいんだけど、怒ると手がつけられなくなるんだよね。」とみるく。
いったいSSくんはどうしてしまったのか。
心配だなあ。