あんこをめぐる攻防(いちご小2・みるく年長)

午前9時前に総合病院へ。
待つこと3時間。
腎臓と膀胱の検査をお願いした。
検査の結果が出るのは来週。
その時にエコーも受けることになった。
異常なしという結果を見て安心したいものである。
精算をすませ病院を出たのは13時すぎ。
大きな病院は時間がかかる。
なにより疲れたのは途中で眠くなったみるくが大声で泣きわめいたこと。
「眠い」と言わず「お腹がすいた」とわめくところがいかにもみるくである。
朝みるくが食べ残したパンをバッグに入れて持ってきていたのでそれを食べるよう指示したのだが拒否。
中に入っているつぶあんが気に入らないのだ。
朝も同じ理由で残したわけだがここは譲るわけにはいかない。
なぜならそのパンは昨日みるくが自分でパン屋の棚から朝食用にと選んだものだからだ。
「だってあんこが入ってるなんて知らなかったんだもん」とみるくは言う。
それはちゃんとパンの説明を読まなかった君が悪い。
中味がなんであろうと自分で選んだパンなんだから最後まで食べなさい。
そのパンを食べ終わらない限り次の食事はいっさい用意しないからね。
強硬姿勢をとる私を見てさらに大泣きするみるく。
食欲と睡眠欲の二本立てで機嫌が悪い時のみるくは全くもって手におえない。
結局みるくはパンの残りを食べないまま泣き寝入り。
赤ん坊じゃないんだから眠いなら黙ってさっさと寝てください。
その後みるくは私の診察が終わるまで眠り続けた。
というか終わってもまだ眠っていた。
眠らせるのも大変だったが起こすのもまた大変なのだ。
疲れたので帰りにマックに寄って遅めのランチ。
マックの駐車場に車をとめてみるくと再びプチバトル。
パンの残りを食べ終わらない限りお店には入らないからね。
ここにいたってもまだちびちびとしかパンを食べようとしないみるく。
小豆の皮の食感がどうしても嫌らしい。
気持ちは分かる。
折衷案としてあんこを八割方減らして食べることで双方同意。
みるくがパンを食べ終わったのでようやく店内へ。
くだらないことで疲れてしまった。
明日は怒らないで過ごしたい。