一品料理(いちご4歳5ヶ月・みるく2歳5ヶ月)

一時期みるくの偏食がひどかった。
何種類もおかずを用意しても肉か魚を少々とお米だけしか食べないのだ。
野菜には見向きもしない。
もともと母の影響で小品を何種類も用意してテーブルの上にちょこちょこと並べるのが好きだったのだが、食べてもらえないのではしょうがない。
そこでしばらくの間、平日は(パパが留守なので)一皿料理を出すことにした。
そしてその中にはありとあらゆる野菜をみじん切りなりさいのめ切りなりして入れるのだ。
視覚的にも「これを食べないとほかにはない」ということがはっきりしているためか、みるくも次第に食べるようになってきた。
よかったよかった。
様子を見ながら副菜を増やしていくことにしよう。
いちごは出されたものは全部食べるのだが、ものすごく時間がかかるのが困りものだ。
幼稚園では一番に食べ終わるというが本当だろうか。(いちご談)
にわかに信じがたい。
でも先日幼稚園まで早めにお迎えに行った時、まだ食べている子達がいる中でいちごはすでに片づけをして遊んでいたから幼稚園では早く食べることができるのだろう。
なぜだ。
家でもそのワザを使ってくださーい。
夕食後、いちごのリクエストでパン屋さんごっこをして遊んだ。
私がパン屋さんになり、いちごとみるくはお金(小さいアルファベットの磁石)を持ってパンを買いにくる役だ。
いちごはまだお金の種類をよく知らないので「はい、20円3枚です」だの「はい、にじゅうひゃくえんです」などと言う。
そろそろお金の単位と使い方を教えてあげないといけないなあ。
「お金」で連想したらしくいちごが「♪よ〜く考えよう〜♪お金は大事だよ〜♪」とCMソングを歌い出した。
するとみるくがいちごの歌に反応してすぐに「AFLAC!」と答えたので笑えた。
テレビを見るかわりにテレビの音だけをラジオで聞いていたりするとCMソングを聞くだけでいちごは何のCMか言い当てる。
音に反応して頭の中に映像が浮かぶのだろう。
CMの影響力ってちょっとコワイ。